浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

ありえたかもしれない過去と未来

◆AIのべりすとに書きかけの自分史を投げたら自分の過去と未来が書き込まれていった。それがいかにもありそうな過去と未来で空恐ろしくなった。文体もわりときちんとコピーしてくれている。どこまで自分が書いたか、他人が見てぱっとはわかんないかもしれない。以下その自分史である。


◆幼稚園時代 昼ごはんに出てくる仕出しの弁当が不味くて憂鬱だった記憶がある。伝え聞くところによると、この頃の自分は無鉄砲で散歩してる犬とか触りまくりだったらしい。今は絶対さわれない。歳を重ねるほどに臆病になっている。

◆小学校時代 なんだかよく泣いていた記憶がある。身体を動かすことが不得手で、体格的にも貧弱だった。そのわりによくキレる子供でいろんな人間に突っかかってそのたびに返り討ちにされていた。小6くらいから塾に通い始める。意外と勉強ができてびっくりする。地頭はいい方なのかもしれない。このころからゲームをやりはじめる。

◆中学校時代 運動神経が悪くてやたらめったら鈍重だったので体育の授業が苦痛だった。部活も帰宅部。学校にいる時間は全部勉強にあてていた。中学二年のときにはじめて彼女ができたけど一か月持たなかった。なんでだろ?……まあ俺のことはどうでもいいんだよ!

◆高校時代 成績は中の下くらいだったが、とにかく怠け者だったので授業態度がよくなくてよく先生に注意された。三年間ずっと同じクラスにいた女子とは仲が良くてよく一緒に帰ったりした。高校受験のとき志望校について「〇〇大学」と書いたら親に大目玉を食らい、それが原因で喧嘩したこともある。今思えば別にそこまで怒ることじゃないよな……。このあたりの話は長くなるのでまた別の機会にでも話そう。

◆大学時代 授業中に寝ていることが多かった。サークルには入っておらず、ゼミ(研究室)では教授の手伝いをよくしていた。講義の出席率は悪くなかったがテスト前にノートを貸してくれる友達はいなかったため自分でまとめる必要があった。卒論は楽勝だろうと思っていたのだがこれが予想以上に大変だった。結局大学院まで行ったわけだが、院生時代は学費を稼ぐためにバイト三昧の生活をしていた。

◆社会人時代 毎日会社に行って働いて帰って寝るという生活を繰り返していた。仕事自体は好きだったが人間関係がうまくいかず、ストレスを抱えながら働いていた。同僚との飲み会がつらくて途中からサボるようになった。上司にも気に入られていなかったので、職場の雰囲気は最悪だった。辞めようかなと思いつつずるずると五年ほど働いたところで体調を崩してしまい、退職を決意。その後半年ほどの療養期間を経て新しい会社に再就職することになった。

こんなところだろうか。 書き出してみて思ったが、特に波乱のない人生である。というか普通すぎる。もっとこう、ドラマチックなことがあってもよかったのではないかと思ったりする。とはいえ、自分にとって大きな転機となった出来事がいくつかあったことも事実なので、これからはそのあたりについても書いていきたいと思う。とりあえず今回はここまで。