浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

ほうじ茶仮面についての20の事実

  1. ほうじ茶仮面は世界を救わない。世界を救うほどの能力はないし、本人もそのつもりはない。むしろ世界なんて滅びてしまえばよいと考えている。しかし世界を滅ぼす能力も特にないので、結局のところどっちでもなにも変わらない。
  2. ほうじ茶仮面の仮面は100均で買ってきたマスクに、ほうじ茶色の塗料を塗って作られている。予備も3つほどある。
  3. ほうじ茶仮面がよく飲むほうじ茶は、ON365のものである。
  4. ほうじ茶仮面はハトに好かれている。餌をやっているからだ。そのため人間に怒られたりもする。
  5. ほうじ茶仮面は平日の昼下がり、イオンのフードコートにいることが多い。
  6. ほうじ茶仮面はその名前で匿名掲示板のコテハンとしても活動しているが、いまひとつ存在感がない。
  7. ほうじ茶仮面は女性経験がない。
  8. ほうじ茶仮面は順序を大事にする。ブックオフで漫画の巻数がばらばらになっている棚を見つけると、店員でもないのに順番になるよう並べ直す。
  9. ほうじ茶仮面の家の洗濯機は壊れているが、コインランドリーでも意外となんとかなるため買い直すタイミングを逸し続けている。
  10. ほうじ茶仮面は星を見るのが好きである。特に冬の星を好む。
  11. ほうじ茶仮面の得意科目は倫理で、苦手科目は英語である。
  12. ほうじ茶仮面はその見た目の割に絡まれることは少ない。意外と背が高いからかもしれない。
  13. ほうじ茶仮面は寝るときはうつ伏せである。
  14. ほうじ茶仮面は尿酸値が高い。遺伝だからと諦めているので、生活習慣を改めるようなことはしない。
  15. ほうじ茶仮面は四つ葉のクローバーを見つけるのが得意である。
  16. ほうじ茶仮面の好きな寿司ネタは、アボカドサーモンである。
  17. ほうじ茶仮面は猫のモノマネが上手い。しかし披露するのは野良猫に対してのみである。
  18. ほうじ茶仮面の背中は、なんだかさみしい。
  19. ほうじ茶仮面は自分を特別と思っている。先日ほうじ茶仮面が公園で佇んでいると、竈門炭治郎のコスプレをした男性が隣に座ってきて、声をかけた。同じコスプレ仲間として親近感が湧いたのであろう。しかしほうじ茶仮面はそれを無視する。竈門炭治郎なんて流行りもの風情と、完全なオリジナルの自分を一緒にするな、と言わんばかりだ。
  20. ほうじ茶仮面はほうじ茶が言うほど好きではない。実はコーヒーのほうが好きだが、コーヒー仮面を名乗る自信がなかったのだ。ほうじ茶仮面は、好きなコーヒーの銘柄とか飲み方とか、そういったものが今ひとつわからない。コーヒー仮面が仮にポピュラリティを得てインタビューを受けたとして、コーヒーの豆知識のひとつも披露できないようじゃ場が白けるだろう。かといって今からコーヒーの勉強をするほどのモチベーションもない。ほうじ茶ならそこまで突っ込んで聞かれることもないはずだ。ほうじ茶仮面を名乗るのはほうじ茶仮面の持つ生来の意識の低さのためである。

わたしはそんなほうじ茶仮面のファンです。がんばれほうじ茶仮面。負けるなほうじ茶仮面。