浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

自信のない鶏団子

◆今日は寒い。薄々気づいていたけど、スーパーの帰り道、交通量の割に待たされる信号の下で確信に変わった。今日はなにもせぬまま一日が終わった。実際はそんなことはなく、なにかしたから一日が終わったのだろうが、感覚としては本当になにもしていない。せめて日記でも書く。若干朝寝坊してオープン戦を観て、合間にネットサーフィンしてたら夕方になっていた。せめてご飯でも作ろうと思って、時報チャイムが鳴る頃にようやっと家を出てスーパーに向かう。夕ご飯の献立はこれといった決め手もなく、とりあえず水炊きにした。鶏ひき肉が2割引だったので。買ってきた鶏ひき肉に酒、塩胡椒、片栗粉を加え、手で混ぜて鶏団子を作る。冷たい。今日一日のなかで一番やってる感のある行為だった。俺の作る鶏団子は、固いけれど味は嫌いじゃない。美味しいかと問われると自信はないし、人に出せるような感じもしないが、出来合いのものに比べると満足感が高い。とはいっても今流行りの時間対効果、いわゆるタイパ的にはどうも悪いような気がしないでもない。向上心もないので、料理スキルも上昇せず、時間かけたところでめちゃくちゃ美味しい料理ができるわけでもないので、あまり楽しくない。この前帰省したとき、家事の大ベテランであるところの母が、最近やっと料理が苦じゃなくなってきたと言っていて、そういうものかと思った。ペーペーの自分が料理楽しめないのはある意味当然に思えた。

◆タイトルが決まらないのでAIに頼った。いいタイトルだと思う。