浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

やれそうでむりそうな仕事ばっかり

◆先日ジャンバーを洗った。洗剤と漂白剤を溶かした湯を洗面台に貯めて適当にじゃぶじゃぶやってたら汚れが落ちた。もっとめんどくさいものだと思っていたが、案外簡単なものだった。くるりを聴きながら洗っていたらすぐに終わった。洗濯にくるりはちょうどいい。自分って生きているんだなーと久々に思えた。近頃の自分にとってはわりあい珍しい。結局心が死んでいるのだ。なぜかって仕事が忙しいからだ。心を亡くすと書いて忙しい。人という字は支え合っているとか、心を受け入れることで愛になるとか、そういった言葉遊びはあんまり好きな方ではないけど、こればっかりは純然たる真実だから仕方がない。俺はここ数日猛烈に心を失っている。生きている気がしない。今日は休日出勤であった。もうそれだけで死んでいたといってよい。仕事内容ですが、やっている自分でもよくわかっていない。なんかよくわからない文章を読んで、機械の上で動く魔法の言葉を使って、なんかよくわからない数値を吐き出すガラクタ(吐き出さないこともある)みたいなのを作っている。そしてなんかよくわからないものを説明するスライドを作っている。あと他人が書いたなぜ動くかわからない骨董品のガラクタを読んで、その言葉をナウい別の言葉に翻訳する仕事をしている。そのガラクタはガラクタなので、劇的ビフォーアフターに出てくる間取り*1みたいにぐちゃぐちゃだけど、それでもなんとか動かすしかない。

*1:ビフォーのほう