浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

雪解星

◆雪解星は早春の季語で“ゆきげぼし”と読み、木の周辺だけ雪解けが早いさまを星に見立てた言葉らしい。雪国に暮らした経験がないのでぼんやりとしたイメージしかできないが、好き。ただ、語感だけはワキ毛に似て少し残念な感じがする。2024年になった。今年こそ新しいことをしたい、したいと毎年毎年思っているけど何ひとつできた試しがない。自分がやりたいから、で動ける人間ではない。自分が重い腰を上げるきっかけは、どうも他者を喜ばせたいとか、ええカッコしたいとか、失望させたくないとか、なんかそういったものらしい。最近ようやっと気がついてきた。つまり自分がやりたいことに他人を巻き込めば趣味やらなんやらも続くと。でもどうやって? 今ひとつ考えているのは、習い事というか、お月謝払ってなんかすればさすがにちょっとは続きそうかなと。たとえばギターとか筋トレとか。モチベーション維持がうまい人は自分ひとりで続けられるんだろうけど、自分は無理。なんか文がまとまらない。今日はこれにて。

干し芋のリスト

◆なにもかもが億劫で、後ろ向きな思考がことあるごとに頭をもたげてきて、ケツから赤き汁が滴り、手の甲はカサカサ、結局のところすべて寒さが悪い。そう思う。そんな俺にもいいことはあって、先日弊社より御ボーナスを御賜る次第と相成った。有難き幸せ。早速なんか買おうと思って色々妄想したが、増えた残高で明るくなった気持ちがどんどん暗くなっていった。なにもないのだ。欲しい物が。いや、そんなことはないはずなんだが。金で買える欲しい物がない。いや、これも正確ではない。ボーナスのお金で買える欲しい物がない。たとえば、家は欲しい。それこそ、防寒バッチシの高気密住宅が欲しい。畳の部屋もあってほしいし、コンロは三口だ。猫も標準装備で。それは一回ボーナス出たからと言って買えるもんじゃない。つーか、一人生でも買えるかどうかだな。そういう非現実的な妄想はともかくとして、現実的にボーナス代で自分へのご褒美を買ってやろうとすると、なんか、なんも思いつかないのだ。たとえ思いついたにしても、コスパとかそういった概念が途端に出しゃばってきて、足を引っ張ってくる。コログとかワドルディのぬいぐるみとか、欲しいっちゃあ欲しいんだけど、狭い部屋に置くスペースねえだろ、という(それ自体はまっとうな)心の声のせいで買うに買えない。結局は理性が邪魔をしている。子供の感性に戻って、欲しいものを書き連ねるのだ。

◆子供の頃、俺は家が欲しかった。だから理想の家の絵をよく描いていた。決まって描くのがゲーセンコーナー、温泉、そして布団が大量にある空間。布団にくるまるのが大好きな人間だったから、大量の布団はマストだった。千と千尋の坊がいる部屋みたいなイメージ。ゲーセンと温泉は無理だけど、布団とかベッドを買うのは現実的だぞ。あと、昔から機械っぽいものが好きだったなあ。計器とかそういったものに心躍らせる少年だった。この前科学館に行ってきたんですけど、そこでやってたプラネタリウム展がよかった。プラネタリウムのフォルムって、すごくメカメカしくておどろおどろしくていいんですよね。地球を侵略しに来た機械生命体って言われても驚かない。でも実態としては、星を映し出すっつうロマンチックな機能に特化してるわけで。こんなあざとい機械があるのかって思いました。いい感じにリハビリになってきた。欲望ってこんな感じに解放するんだったっけ。

カールツァイス・イエナUPP23/3

来た、見た、行った

◆ローソンに行った。自分はコンビニの中ではセブンが好きだが、行く頻度が高いから流石に飽きてきたし、この前食べたエビピラフがあまりにもあんまりだったので愛想が尽きたのだ。かといって自炊する気分でもないし、外食の気分でもない。セルフレジがあったので使ったが、ぜんぜんバーコード読み取ってくれない。なんとか終わらせたけど、店員さん普通にレジで暇してた。小規模な失敗。それにしてもローソンでハピろーってコピー、なんなんだ。ハピろーって。絶妙にむかつく。こんなところに自分のイライラポイントがあるとは知らなんだ。ローソンが悪いというわけでもなかったが、茶そばがそこそこ美味しかったのでセブンとは仲直りしました。

◆ラーメン屋に行った。開いてるか開いてないかもわからないようなボロっちい店。扉を開けると人が意外といる。おばあちゃんが4人居て切り盛りしてる。カウンターに座る。暑い。蝿が居る。隣には瓶ビールで一杯やってる老婆が居る。かっけえ。観察してたらキッチンへ入っていった。店員さんだったのか。かっけえ。味は、なんていうんだろう、薄い。薄いんだけど、嫌な薄さじゃなく、麺も細いけどそれなりに入っていて、結構満足感がある。 そもそもおばあちゃんが5人並んでるだけでレア感がある。ポーカーでも揃わないし、ぷよぷよだったら消える。それくらいすごい。

抽象を振りかざしたい秋

キンモクセイの香りに浮かれて、身も心もどこかへ旅立ってしまいそうだけど、一方で現実はあまりに現実である。具体的な話はしたくない。抽象を振りかざしたい秋である。

◆人にはそれぞれの地獄があり、会社にもそれぞれの地獄があるようで、もちろん弊社にも地獄がある。弊社、はぐれ者というか、不器用な人ばかりで構成されている。だからこそ自分も拾ってもらったのだけど、まあそういう感じの人間が集まったゆえの宿痾というか、そんなものがある。不器用な人間同士でなんとかかんとか仕事をやっているのだが、優等生みたいに正しいことばかりできるわけではない。それはもう仕方ないことだと思うけど、それを減らそう、なくそうという方向にも進まない。失敗に対して寛容なのはいいが、失敗に対して責任を取るシステムもない。人手不足だし、はぐれ者同士ゆえにどうにも共依存的な部分もあり、自浄作用が期待できない。

◆やらかした人がいる。やらかした人に甘い人がいる。やらかした人に憤ってる人もいる。やらかした人に甘い人に憤ってる人もいる。すべての人の言い分に三分以上の理があるように思える。この世界の登場人物が、きれいに善と悪に分かれてたら楽なんだけど、そうはなってなくて、ある人は一方では被害者であり、加害者でもあり。自分も被害者であり、加害者であり。誰かを庇えばそれはすなわち別の誰かの攻撃になる。世界は難しい。なにもわからない。それは通学カバン背負ってた頃から相変わらずだ。ただいたずらに年を重ねたぶん、なんとなくわかった気になって、わかったような口を利いたりする。遠くの国の戦争のこと、全然よくわかってないけど、イギリスが悪いなんて嘯くような軽薄さ、無神経さも身につけた。俺は俺が小さい頃嫌いだった大人というやつになれてるのかもしれない。

ゼルダ日記

ティアキン、エンディングまで見たのでとりあえず。

一日目

ラピュタジール王国、シェバト。創作に出てくる空中の建物ベタだけど好き。ロードが短くなった。嬉しい。祠を一個スルーしてたっぽく、島をもう一周するハメになる。まあ普通にめんどくさい。最初の島はダンジョンとして計算されていて、すごく人工的。でっかい塔の屋上から見える景色が最高。

二日目

◆なんか鳥みたいな板に乗って空を飛ぶ。大興奮。でも時間制限があるっぽく、しばらくするとマリオUSAの絨毯みたいに消滅して、奈落の底へ落ちていった。飛び降りる。とりあえず塔を目指す。プルアに出会う。大っきくなっていて残念。かわいいけどさ。割と正規ルートな感じ。

三日目

ハイラル城に向かう。なんかそこらへんの祠にいくつか入ってみるが、全然解けなくて困る。前作はほとんど解けたはずなんだけど、なんで? 難しくなった? 祠で試行錯誤してるうちに頭が痛くなった*1ので今日はおしまい。

四日目

◆なんか間が空いた。いくつかの祠に入る。普通に解けて一安心。最初入ったやつがたまたま難しかっただけっぽい。カカリコ村に行こうかなーと思う。前作の正規ルートを巡るのはあり。洞窟とか井戸とか、そういう地形が増えて楽しい。メタ的にはこういう地形を出すために、天井抜けのアビリティを増やしたのだろうけど、これですごい移動の幅が出て楽しい。

五日目

カカリコ村らへん探索。なんか遺跡あって楽しい。塔にも登る。その流れで空中遺跡も。ハテノ村に向かおうとする。向かう。ハテノ村の音楽何年かぶりに聴いてなんかちょっと涙出そうになる。体力とスタミナが足りない。リトの村が正規ルートっぽいんでそっち行こうかな。特に目的なくうろついてると時間が過ぎる。雨だと行動範囲が狭まるなあ。

六日目

◆敵つええ。まだボスクラスとは戦える感じしない。でっけーゴブリンくらいなら倒せるけど、そいつくらい。とりあえず塔登って空中遺跡を攻める。 リトの村に向かう感じ。つっても洞窟に降りたり空飛んだりしたらなかなかたどり着かない。看板立てられない人、思いの外愛着湧いてきたな。ファーストインプレッションだとなんやこいつ……ってかんじだったのに。

七日目

◆リトの村。ちょい前まで慢性的な矢不足に陥っていたが、この辺だとアホみたいに矢を拾う。ぼけーと歩いてたら若き鳥少年の行方がわからなくなる。なんか建物見つけたと思ったら盾サーフィニストとかいう酔狂な人たちがいるだけだし。天空に登ろうと思ったが無理なので諦める。

八日目

◆若き鳥少年を見つける。なんかわからんが高いところに登ったらおった。天空の塔的なやつの登り方ぜんぜんわからん。まじで登り方分からず、諦めてスイッチのスイッチ切ったが、ふと寝る前に天井抜けの存在を思い出し笑ってしまう。そういやそんな能力あったわ。あの試行錯誤はなんだったんだ。例えばこれが祠の中にあったら一瞬でわかるはずなんだよな。答えが同じでも問い方が変わると難しさが変わるのよな。

九日目

◆若き鳥少年すごいな。頼りになる。赤チュチュゼリー依存になっている。まあ腐るほど手に入るので気にしない。神殿まで進める。このゲームわりと金玉ヒュンヒュンなるんだけど、特にヒュンヒュンなる感じのステージ。

十日目

◆神殿の謎全部解く。最後に一つ謎が残ったけど、解法なんかムカつくな。解くには解いたけど遠回りしたな。寒すぎるのでルビーの剣で温まりながら攻略する。寒い寒い。

十一日目

◆最初のボス討伐。イベント戦、って感じで楽しい。ダメージくらいまくるがたくさんメシ食ってなんとか倒す。こういうゆるさがゲーム好きのゲーム音痴にはありがたい。若き鳥少年はほんと頼もしい。その後流れで天空の遺跡いくつかつまんで、温泉にも入って。

十二日目

◆このゲーム、目的なくブラブラするのが一番楽しい。温泉近くの祠が楽しかった。相手の武器を奪ってどんどんパワーアップしていく感じ。今日は祠いい感じでいくつも解けて爽快感あった。巨大迷路に入る。熊を見かける。めちゃくちゃタフで何十発も矢を射ったけど倒せなかった。熊が強いのはまあそうよな。納得感はある。忘れ去られた神殿に行く。そりゃ忘れ去られるよ、って場所にある。楽しいなあ。

十三日目

◆話としてはなんも進んでない。コウメ太夫みたいな名前の祠をクリアして、双子山の山頂を目指す。ああ、思い出した。この辺熱帯雨林とかあって、常に雨降ってて雷鳴ってて崖登るの大変だったんだよなあ。ちょっと南行くとウォトリー村があって。前作だと前情報全くなしに見つけた村だったからワクワク感すごかった。このあたりの景色好き。

十四日目

◆双子山の山頂から頑張って空の島に行きたい。色々考えた結果、熱気球の近くに燃えた木を置いて、松ぼっくりインすることで上昇することに。島には着いた。木が少なくなってきた。伐採せねば。

十五日目

◆空の島には着いた。でももっと高いところに行きたい。翼に熱気球をつけて揚力を確保しつつ、後ろに扇風機つけたりして小回りきくようにする。松ぼっくりの汎用性の高さ。ただあれこれしてるうちにゾナウギアが減ってきた。うーむ。

十六日目

◆飛行機の中でゼルダやる。ラネール地方を攻める。いまいち使い道のなかったオパールがここにきて大活躍だな。

十七日目

◆ホテルでゼルダは楽しいなあ。神殿までの道を進む。割りとするっといけます。

十八日目

◆神殿に挑戦。特に詰まる所もなく、スイスイいった。次はゴロン族のところかなと思って山のあたりをぐるぐるするが、道に迷う。耐火耐性がないのでなんとかする必要があるが、いまいちなんとも。

十九日目

◆歩きまわるといつの間にかとんでもないところにいるので、物語を進行させるには馬に乗ってぼけーとするのが一番いい。ちゃんとした道の上なら勝手に馬が走ってくれるし、迷わないし。おいし岩の安直な名前好き。ユン坊闇落ちしてるじゃん。かわいい。ユン坊と会ってから俄然やる気が出て地底まで行った。地底のワクワク感よ。なんか未踏の地、という感じがしてとてもよい。そんなところにもボゴブリンが居るのもまたいい。タフ。

二十日目

◆神殿を進める。半分くらい進めた。今までの神殿で一番ややこしいというか、建物の構造がわからない。

二十一日目

◆神殿。むづかしい。まあ解いたは解いたが、いまいちすっきりしない。全体的にここにいけばよい、というようなパズルで、ここに行く方法はいくらでもある(ような気がする)のですっきりしない。ボスが固い。今までと比べてかなり固い。しかもダメージがでかい。でも攻撃が割りとワンパターンなのでなんとかなった。しかも戦闘中離脱が可能。適当にその辺うろついていると、ゼルダ様がパンツ一丁になれということ。次はアッカレ地方を目指します。

二十二日目

◆アッカレ地方。このへんの景色前作でも結構好きだったんだよな。滝の裏側とか好きだった。アッカレの空に飛び立ったら、なんかやたら強いやつがいた。

二十三日目

イチカラ村、出会いと別れ。ベタだなーと思いつつ、こういうのに弱い。昔このへんうろついてたときに、雷がひどかったのを思い出す。

二十四日目

◆やっぱアッカレ地方のあたりすきだな。何もない感じがとてもよい。ゲームとしての進行はほぼなく、ただアッカレのあたりをうろちょろしてた。

二十五日目

◆地下を攻める。だだっ広くて暗くて何もない感じが冒険感してていい。暗いところにアカリバナを咲かせるの楽しい。地図に示された場所に苦労してたどり着いたのだが、あったのはただの緑の服だったの悲しい。アカリバナって置いて刺激与えれば咲くのな。別に逐一矢に刺す必要ないわけだ。矢も貴重なリソースだし。

二十六日目?

◆前から薄々思っていたけど、日付がよくわかんなくなってきている。相変わらず地下を攻めたりしている。迷いの森は相変わらずよくわからない。ブレワイだとよくわからないままに適当に進めたらクリアできたが、ティアキンだとそれは許されないらしく入ってすぐ追い返される。空中から入っても駄目。あと空中に浮かぶでっかい迷宮を解いた。すると地下に行けるって言われて地下に行って色々やると、最終的に服が手に入った。苦労して服かーという思いがある。男の子なので服ゲットってなってもそんなにワクワクしない。たとえそんな強くないとしても剣とか盾のほうがテンション上がる。地下とか行くときりないので、そろそろヴァーイのとこ行くか。

二十七日目

◆とか言いつつ始まりの地へ行く。前作やった人にとっては思い出深い地。初めてマップが開放され、今まで散策してたエリアが世界のほんの一部にすぎないことを知ったときの衝撃。地下もにぎやかなのでちょっとしばらく散策。矢とか食材が不足気味。

二十八日目

◆よくわからん神聖な生物のいる山に登ったり祠を巡ったりイーガ団倒したりしてゲルドの街へ。徘徊してるモンスターが真っ当に怖い。北の遺跡に居るよ、って書き置きがあったけどどこやねん。

二十九日目

◆北の遺跡がわからんのでとりあえず塔登って地図埋めることにする。とか言いつつイーガ団のアジトあたりとか北部ゲルドとか遠回りしちゃう。地図埋めて気づいたけど、ゲルドの街、城壁の向きが微妙に東西南北からずれてんのな。そりゃ北目指しても見つからんわけだ。それはいいとして、防衛イベントで北門、東門、西門って表現するのちょっと困る。どこが北門かわからんじゃん。まあ選択肢に南門がないから王女様の位置に対する東西南北なのは類推できるけどさ。けどさー。正規のゲーム進行に乗ると矢がいつの間にか増えてるんだよな。寄り道すると矢が減っちゃう。

三十日目

◆どこまでやったんだっけ?砂漠の神殿を進める。ピラミッド出てきてテンション上がる。安直だけど砂漠といえばピラミッドだよな。どっちかつうとカンボジアのピラミッドだけど。わりかし素直な感じ。鏡の方向制御するのにちょいイラついたけど、それ以外はとくに詰まることなく進む。

三十一日目

◆ボスつえーな。これ進行度によって硬さが変わる仕様かね。料理が全然なかったので一回撤退。こんなときに離脱すんのか、すぐ戻ってこいよと王女様より言葉をいただく。いまさら映し絵機能をもらう。あとは南のほうを探索。今日は延々とやって、ウォトリー村の海賊さんを9割方倒した。けどあとの1割がどうやっても出てこず。バグかなあ。

三十一日目

◆龍の涙を全部取る所存。他のことしてるうちに赤い月が出て、たくさん倒したウォトリー村の海賊さんが復活した。今回はきちんと全員倒した。井戸の中に居るやつとか、一人はぐれたやつもいたりしたので、この前全員倒せなかったのは単純に見落としてたんだと思う。ボゴブリン族の生活描写が豊かで、こいつを倒すってことに少し抵抗感を覚える。最後の一匹がほら貝吹いて援軍呼ぼうとするのを見たりすると、すごく切なくなる。

三十二日目

◆龍の涙集めはお休みして、樹海の方に行ってみる。地上と空中から攻めてうまくいかないなら地下から行けばよいと思い、地下に潜る。正解。手がたくさんのやつが居るが、矢を切らしていたので自分のスキルじゃどうにもならない。一旦離脱して矢を集めに行くか。でもどこでどう集めりゃいいんだろう。

三十三日目

◆準備すればなんとかなる。やっぱマスターソードすげえや。さすがの演出。龍の涙集めも終わる。ほえー。

三十四日目

◆地下をうろちょろしている。地図をコンプリートしたくて。あ、でもこれ見当違いだったぽい。どうやりゃいいんだろうな。

三十五日目

◆始まりの台地近くの地下が気になる。地下でなんか便利機能とかもらえるイベントがある、とこの前のお盆に友人から聞いた。そうなると怪しいのはあそこなんだよなあ。重要そうな場所で天井抜けすると、成り行きでブループリントをもらった。始まりの台地、前作プレイヤーにとっては印象深い場所だけど、これが初めての人にとってはなんてことない場所なのでたどり着くのか?って気はする。ってかめっちゃ便利じゃねこれ? これ知らなくて何十時間もやってたのちょっと損な気がする。

三十六日目

◆ちょっといい加減クリアしないと、と思った。と思ったんだけど、延々と地下に居る。沼。

三十七日目

◆まあ城の地下に行けばラストダンジョンがあるんだろう。でもなんかウオトリー村の再建したくなって。丸太は集めた。あと米を集めるのみ。店売りのものって品数限られてるから金あれば即解決するってもんでもない。あとなー。マップ全部埋められてないのもめっちゃ気になるんだよな。棘だらけの塔、どうやったら入れるんだろ。ウオトリー村の復興すると、宿にタダで泊めてくれるのはありがたい。中心の物見櫓行くと色々話が展開するな。コーガ様を倒して、ロベリーにプルアパッドのバージョン上げてもらう。祠のダウジング機能とかつけてもらう。前作でもあったなこれ。これあったからといって祠にたどり着けるとも限らないのはお約束。

三十八日目

◆勢い勇んでゼルダ城に行ったものの、雑魚たくさん蹴散らしただけでボスらしいボスと戦えず、欲求不満。五人目の賢者??? どこいきゃええねんと思ったが冷静に考えるとわかる。4つの地方は他の人に任せて、ってセリフから。フィローネ地方が怪しいっぽい。フィローネ地方、何もないイメージだったがすげえのあるやん。色々進める。ゴーレムくん復活。

三十九日目

◆ゴーレムくん復活したし、ガノン討伐といきたいところだが、その前に家を買う。イチカラ村に久しぶりに寄ったら家を売ってくれるらしく。ゲルドの人に宝石売っぱらってルピーもらって。家、高えな。パーツパーツで課金制は世知辛い。あとはジョシュアさんの言う通りに地下を探索。コーガ様、コメディリリーフと思わせてガチで悪いやつなの。そういうの好きよ。ヘブラに行けばいいらしい。リトの村に穴が開いてるって言ってたけどどこやねん。温泉巡るとなんかいいもんもらえるとのことで、温泉巡る。なんかかっけえ被り物もらう。やっぱヘブラ地方は秘境感あって好きだな。にしてもゴーレムくん使えねえ。5人目もったいぶってこれか感は強い。

四十日目

◆リトの村の穴が見つからないといっても、ゴリ押しで別の穴から攻めることもできる。そうまでするかどうかはまた別の話だが。ゴリ押し効かなかった。繋がってない。やっと見つけたけどこりゃ見つからんわけだ。ハイリア人が居なかったらわからん。

四十一日目

◆コーガ様、特にガノンと関係なく、やっぱただのコメディリリーフだったっぽい。残念。ケフカとかポーキー的な活躍を密かに期待してたのに。城の地下にガノン様いるっぽい。まあそうよな。普通に考えればそう。あとは今更ゼルダ様の馬を捕まえたりした。死ぬほど足速いなこいつ。もっと早くとっておくべきだったか。ガノンはまあしばらく放っておく。せっかくなら休日にクリアしたい。あともうちょい食料とか武器とか仕入れたい。

四十二日目

◆バッテリー製造機、監視塔の近くにあるんだな。今までずっとお空の上まで行ってた。いつものごとく地下に行って、時間かけてよくわからない服をゲットしたりする。時間を費やした割に実りのない一日だった。まあそういう日もある。食料を仕入れたいのだよなあ。

四十三日目

◆ハテノ村の村長選を見届ける。ええ話や。食料がたくさん欲しいので雪山で鹿を狩る。熊も倒せた。相当タフだな。タフな割に得られるものが少ないので熊は相手せんどこう。

四十四日目

◆エンディングを見る。映画みたいに長いエンディング。ここまで長かったな。地底に居るライネル強かったので戦闘避けた。まともに戦ってたら埒があかない。ボス前に雑魚と戦わせるのはちょっとどうなんすかね。ゼルダ人間に戻るだろうな、とは思ったけど戻った理由がちょっとふんわりしてるんじゃないか。ガノンの体力バー表示は良かった。ああいう普段のUIを逆手に取った演出は好き。この前やったポケモンでもふんだんに使われてた。

*1:頭を使いすぎてとかではなく、シンプルに3D酔い

宿酔

◆週末は会社の飲み会で、帰り際若干記憶をなくした。飲みの席では毎度、なにを何杯飲んだか脳内でカウントしている。飲み過ぎを防止するためだ。覚えられなくなったら飲むのをやめる。そういう自分ルールを課している。そのルールに基づくと、ビール2杯にハイボール3杯、ワイン4杯ほど。いつもの感じでいくと、記憶はなくさないだろう、という感じだ。つうか、記憶をなくしたのが七年ぶり二度目くらいの珍記録なので、よくわからない。うーん、体調が万全ではなかったのかな。どうも先週は疲れていて、いつもより早くベッドに就いたりしていたし。なんだか最近酒に弱くなっているらしい。前の日記も奇しくもそんな感じのことを書いている。二日酔いはつらいし、ほんとに時間を無駄にするのでよくない。しかも会社の飲み会で記憶なくすって。なんかやばいこと言ってないかな。記憶を失うと不安になる。自己の連続性が疑わしくなる。

がらんどう

◆盆休み、実家に帰っていた。親戚が死んだり、祖父母がコロナにかかったり、父が痛風になったりしていた。やはり皆老いている。それは自分も例外ではなく。かまいたちの一方が痛風で有名らしく、みんなでかまいたちYoutube動画をテレビで観た。父はテレビでよくYoutubeを観るらしい。老いているが、若い。旧友と会う。競馬を観に行く。なにもわからないまま軽めに賭ける。三連単を当てたのでギリプラス三連単を当ててギリプラスなら、普通ならボロ負けだなと思った。夜は飲み食いする。いつもの半分くらいしか飲んでいないのにひどく酔ってしまって、なんかよくなかった。身体は素面に近いのに、精神が酔いモードだった。なんなら酒飲む前も忘れ物したりで、こう、なんというか、ふわふわしていた。最近の自分はなんだか自分でびっくりするくらい落ち着いていて、傘も忘れず持って帰れるし、朝は目覚まし鳴る前に目が覚めるし、周りが見えるようになっているのだけれど、盆は昔の自分に帰ったような気分だった。毎日忘れ物して、じっとしてると身体がムズムズして、朝起きれなくて、頭が空回りしているような、そんな自分に。寝る前にコンタクトを外そうとしたがはずれず、長い時間苦闘していた。全然外れないなと思ってふと鏡を見ると、視界がぼんやりしていることに気づいた。どっかのタイミングでいつの間にか外れていたのだ。そりゃ外れないわな。右眼は真っ赤になって、次の日まで尾を引いた。

◆旧友が世間話の中で、空っぽの人間にはなりたくない、みたいなことを言っていて、その言葉にガツンと来てしばらく自分の中でリフレインしていたのだけれど、こっちに帰ってきて仕事しているうちになんかどうでもよくなってきて、ああ、今まさに空っぽの人間になっている途中なのだなと思った。すっからかんになっちまえば自分がそうであることすらそのうち分かんなくなるんだろう。