浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

もんだいなし。

◆当然と言わんばかりに雨が降り続けている。お昼に来客があった。宗教の勧誘だった。築半世紀過ぎた、NHKすら来ない我がボロアパートによくぞ来た、となんだか嬉しさすらあった。パンフには辛抱強い人になりましょう、と書かれてあった。こんな雨の中やってきた彼女は辛抱強い人に相違ない。俺は辛抱強い人だろうか、どうだろう。そうじゃないような気はする。大学も中退しているし、バイトも3日で辞めたりしたし。でも主観的にはわりとようやっとるというか、まあ割と辛抱強くやってるつもりだ。最近飛行機に乗った。飛行機が少し苦手で、というのも飛行機に乗るたびに墜落死を想像してしまうからだ。メメントモリなんて言葉にすれば簡単だが、実際はつらい。やろうと思ってできることではない。ピコ太郎が歌うように、Everyone must dieなのだ。小島よしおのなんの意味もないってギャグも好きで、一発屋は一発当てると悟りを開くのかもしれない。ナンセンスギャグってジャンルがあるけど、無意味なことは面白いものだ。一方で無意味さをシリアスに捉えるとしんどかったりもする。無意味って不思議だ。インターネットでマンガを読む。とくにある日々というマンガを公開分全部読んだ。いいなあ。