浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

◆かかってみてわかったのだけれど、痔というものは憂鬱である。自分の痔は痛みがまったくないことは幸いであったが、大便するたびに便器が赤く染まるのは見ていて辛い。これだけの血液を毎日放出すると死んでしまうんじゃないかという思いに囚われる。実際は余裕で大丈夫なのである。だって献血だと普通に200mlとか400mlくらい血を採るわけで。自分はわりと血が苦手なのだ。病院で採血を受けるときも、注射器を直視することができない。自分が血と肉の塊であるという事実に対する拒否感があるのかもしれない。