浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

◆この前ブックオフに行ったらMPが回復する感覚があった。いつ行っても、どこのブックオフでも同じ音楽がかかっている。一昔二昔前のJポップ。そして以前読んだはずの中古のマンガたちに囲まれる。高校のとき学校帰りに立ち寄って中古ゲーム漁ったあの頃が、大学のとき学校をサボって少し堅苦しい本を読んだあの頃が、一斉に鮮明な思い出となって蘇ってくる。ブックオフは時が止まっている。そして日本のあらゆる場所に遍在している。速いペースで時が進み、空間が変容していく今の世の中において、ブックオフは単一な時間と均一な空間を確保してくれている。