浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

静かなる糞尿道

◆生まれてこの方、小便が得意じゃない。なんか、人の気配がすると、止まる。公衆便所で隣に人が来たら、あー出ないですね、みたいなパターンある。確か花の慶次だったと思うんだけど、前田慶次が戦の最中で立ち小便するシーンがあって、このシチュエーションで小便が出るなんてすごい、って取り巻きが驚くんだけど、その取り巻きの気持ちがすごくよくわかる。トイレが近いほうで、小便経験の密度は人より多いはずなのだが、その経験豊富さが活かされる感じはまったくない。小便に限らず、人生で何百回何千回とやっているはずなのに上達というか改善されない行為はわりとある。傘の差し方もよくわかっていない。なんかやたら濡れる。どう頑張っても濡れるものなのか、それとも上手い差し方というのがあって、それを守れば全然濡れないのか、それさえいまひとつピンときてない。日焼け止めもよくわかっていない。塗ってる割に普通に黒くなるんだが、そういうものなのか、塗りが甘いのか。

◆今日は自転車に乗って遠くのブックオフに行ったが、日差しが痛かった。やっぱ効いていないのかな。暇な休日はどうすればいいのかわからず、ブックオフに行く習性がある。中学生の頃からなにも変わらない。こじんまりした地方都市にもブックオフはあり、それは本当にありがたいと思う。ブックオフはもう本とゲームだけではやっていけないらしく、半分ハードオフのようになっていた。ブックオフに売ってる中古の空気清浄機や古いパソコンなどを見ていた。自分の家にも、何年前かに買ったでかい空気清浄機が鎮座している。フィルター交換のようなものは当然やっていない。

◆いつもにましてとりとめのない日記だな。なんだこれ。会社からもらったワインを飲んだせいだと思う。スパークリングワインなのだが、1日で1本空けるとそれこそ1日無駄にしそうなので、何日かに分けて飲んでいる。だんだん炭酸が抜けて、悲しい味になっている。そしてタイトルはAIが考えたやつです。俺は悪くない。