浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

断片001

◆せっかくの新年度だし、しばらく日記でも綴ろう、という気になった。本当は昨日から始めるつもりだったのだが、無気力で一日ベッドから出られなかった*1ので仕方がない。仕方がない、と思えるようになったのは成長した部分で、外出したほうが良いといくら思ったところで、外出できるようにはならず、いたずらに苦しくなるだけなのだ。

◆今日は銭湯にも行ったし、ちびちびながら読書もできた。自分は文字を追うこと自体に快感を覚える体質ではないので、書いてある内容が自分にとって何らかの価値がある、という期待がないと本を読み進めることは到底できない。そして、その期待さえあれば、中身が大したものではなくとも、自分の頭のなかで再構成して勝手に楽しんだりするのだと思う。本との出会いには、お見合いタイプと一目惚れタイプとがある。お見合いタイプでは、その本の評判やレビューを吟味して、気が合いそうな本を実際に読む、という流れだ。一目惚れタイプは、なんの前情報もなしに、なんかいいなと思って手に取ってしまう。そして、後者のほうが期待感はどうしても上になるのだよなあ。

*1:実際は何度かトイレに行ったし、飯を買いに近くのセブンイレブンに行ったのでこれは誇張表現である。期間限定のヒレカツサンドは美味しかった