浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

◆普段無口だけど酒が入るとちょっと喋れるみたいな立ち位置の人間なので、会社における飲みニケーションみたいなのが消滅したwithコロナ時代に社会人になってしまったのは少し間が悪かったかなという感じがある。まあないならないでいいんだけどさ。あるならあってもよかった。

◆数年前、実家暮らしのときだけど、なんか急にテレビに飽きた。みんないっしょに。お笑いとか好きでバラエティ見るような家庭だったのにね。なにに飽きたかよくわかんないけど、なんとなく作為的なものに飽きたかもしれない。テレビ飽き初期は家ついていっていいですかとかドキュメント72時間とか、笑ってこらえてとか家族に乾杯とか見てたもんな。日常系番組。それにも少し食傷気味になって、ニュースを見る時期もあったけどなんか明るいニュースないしつまらんのよな。WBSは経済ニュースだから明るい話題もあってまあまあ楽しかったな。なんか見なくなったけど。トレたまが好き。そんなこんなで、ほんとに見るもんないなーとなってルールもわからん野球を弟が見出して、なんでこれで点が入るのとか言い合っているうちにいつの間にか野球観戦にハマってしまって、それはめでたしめでたしなんだけど、そこに行き着く前にも紆余曲折があった。一番の暗黒期はJ-COMチャンネルっていう超ローカルなチャンネルをひたすら流してた。このチャンネルのローカルニュースがひどくて、公民館で餅つきしましたとか小学校で交通安全教室を実施しましたみたいなニュースしか流れてこない。そんなものを見ても何も嬉しくないが、かといって気分を害されるということもまったくない。あと近所の小学校の校歌を流す番組ね。あれ誰が見るんだろう。それが終わるとコツコツピンピン体操が始まる。コツコツピンピン体操ってなんだよ。あと誰も知らない地元の伝承昔話を動かない絵で物語る番組とか。J-COMチャンネルのなかで一番面白かったのは、ひと駅歩こうという番組でこれは普通の街歩き番組だったのでとてもエンタメ性があった。J-COMチャンネルの番組はまあ面白くはないんだけど、超低予算なので演出過多に陥ることがまったくなく、だから見てたんだろうなあ。まあとにかくJ-COMチャンネルをずっと流している時期があった。そんなことを今日思い出した。