浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

◆ルーティンが欲しい。打席に立つ前のイチローがやるやつみたいな、ルーティンが欲しい。俺の人生にはルーティンが足りない。風呂入ったときに、身体を洗うか髪を洗うか、それすら未だに決まっていない。どっちを先に洗うか固定しようと考えたこともあったが、その固定した順番がわかんなくなるし、かといって忘れない努力を払うにはあまりに些末な事柄なので、順番固定計画は立ち消えとなってしまった。そもそも、自分は順番を覚えるのが苦手なのだ。ラジオ体操とかでも、順番が覚えられないので終始周囲の様子を伺い、それに合わせる羽目になる。中学の合唱コンでも、本番二日前の練習で一番の歌詞と二番の歌詞を思い切り間違えて顰蹙を買った。