浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

断片019

◆今朝に見た夢が重かった。バイト先で無能と詰られる夢と、小学校の時の同級生に告白される夢。まずバイトの夢から。バイト先には、ちょうど自分と同じ時期に入った同年代のバイトが居るんだけど、シフトの関係上一緒に仕事をしたことがない。そいつとたまたま同じシフトに入るが、教えてもらってる仕事の内容とかも自分のはるか先を行っていて、俺よりはるかにテキパキしてる。まごまごしている俺に対しそいつは呆れ、文句を言う。「ちゃんとやれよ」、と。俺はちゃんとやろうとする。が、ちゃんとやろうとしてちゃんとやれるならこの世に罪なんてものは存在しないし、イヴもりんごを食ってねえ。かくして、初対面の日に同期のバイトに見放されるのだ。実際シフトが違う同期のバイトは居るし、俺が仕事できないのも事実だし、なんだこのリアリティ。つづいて、告白される夢。普通なら、楽しい夢になるような気がするが、夢の中でも妙に自己肯定感のない自分は、まず罰ゲームで言わされたという線を疑う。そうでないとわかっても、なお疑心暗鬼に陥る。この人は妄想力、あるいは恋の魔法というやつで、俺のことを理想化してしまっているというか、別人に仕立て上げているに違いない。だって、そう考えないと俺が好かれるはずがない。しかし、このチャンスを逃すと一生付き合えないかもしれない。それを断ってしまうのか? でも、ここでOKしたとしても、魔法が解けてしまったら俺は振られるだろう。もしそうなら、今のうちに断ったほうが良いのではないか。そんな感じで葛藤が続き、バイトの夢以上に精神的に疲弊してしまうのであった。妙に現実的なバイトの夢に比べれば、夢らしいとはいえるが、夢の中でくらい夢を見させてくれよ。起きたときには、もうすでに一日が終わったかのような疲労感でいっぱいだった。


◆そんな感じでヘトヘトだったんで夕方に軽く仮眠をとったんですけど、今度はなんか知らない人に「オマエの文章は下手くそで何を言っているか全くわからない、そんなんで小説を書こうと思っている*1のか、笑わせるな」と詰られる夢を見たので、もうこれはブログに書くしかないなと思って書きました。

*1:割とマジで書こうと思ってはいる。なんか人生なんだかなー感がこの数年強く、そのなんだかなー感を昇華させる手段が創作くらいしか思いつかない。で、まあ文章書くのが一番自分にとって手が届きそうだな、という甘い考え。