浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

断片018

◆中学生のとき、体育の持久走の時間が死ぬほど嫌いで、きついなーと思いながら適当に走ってたのだけれど、あるときふとやる気が出て、頑張って走ってみたらいつもよりずっと楽だった、という出来事があり、妙に印象に残っている。これを人生の比喩と考えるのは少々乱暴かもしれないが、結局頑張ったほうが実は楽、というパターンはあるのかな、と思ったりする。この前医者の卵と化した中学時代の友人に久々に会って、その思いを新たにした。医者の道に進むって、そりゃ大変だろうと思うけど、逆に楽かもしんないな。楽に生きるというコンセプトでやってきた自分はといえば、極力なにもしない生活をこの数年続けてきたのだけれど、なにもしないって思っていたのと違ってしんどいし*1、なにもしないことで人と会わなくなるし*2、なにもしなかったあまりに大学も留年するし*3、もしかして、楽に生きるほうがしんどくないですか。俺のコンセプト間違ってた?


◆わかりやすい文章を書く際のアドバイスとして、「一文を短く」というのはよく言われることであり、実際文章を書くときには一応気にしてはいるのだが、一文を縮めるのは意外と時間が掛かるし、なんかどうでもよくなってきた。ブログくらいは一文長くたっていいか。いや、難解な内容なら一文長いとしんどいけど、個人の日記レベルなら別に気にするようなものじゃないと思われる。

*1:人間は退屈が苦手なことがおおい

*2:人間は孤独が苦手なことがおおい

*3:人間は肩書で人を判断することがおおい