浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

スマホゲーについて

 ゲームにハマりたい。が全然続かない。大した本数やってないし、基本的にすぐ飽きるし、自分はそもそもゲーム好きではないのだろう。ただ、人生でもそうないレベルの感動をゲームで何回か味わってしまったせいで、呪縛のようなものに取り憑かれてしまっている。

 じゃあ気軽にできるスマホゲーあたりに手を出してみるか、と思うも挫折。人気のあるスマホゲーは、チュートリアルがやたら長いのが多い。これがどうも作業感があって、チュートリアルでだいたい投げてしまう。自分が思うに、良いゲームは大抵チュートリアルと本編とがうまい形で融合している。説明書の丸写しみたいなチュートリアルをやらせるのは、制作側の怠慢じゃなかろうか。と偉そうなことを口走ってみたりする。

 例えば、星のカービィというゲームボーイのアクションゲームがあるのだけれど、このゲームではホバリングという空中を浮くアクションが重要だ。1面のまず最初に、ホバリングを使わないと超えられない高い壁が出てくる。ステージが、そのままホバリングチュートリアルとして機能するように作ってあるのだ。この仕組みを知ったときは感動したなあ。

05 教えてくれるな | 桜井政博のゲームについて思うことアーカイブ - コミニー[Cominy] / ブログ

 リンクも貼っておこう。宮本茂氏がそのステージの意図に気づいたというエピソードもさすがというか。マリオだって、きちんと1面がチュートリアルとして設計されている。

マリオ研究

 これもリンク貼っておこう。もちろん、スマホゲーという様式はまだ歴史が浅いので、本編とチュートリアルとをうまく融合させる方法がまだ見つかっていない、というのはあるのかもしれない。スマホゲーはどんどん進化しているけど、僕ほど怠惰な人間だと始めることすら叶わない。進化の余地はまだまだたくさんあると勝手に思っている。