浅窓の平常

To the happy (or unhappy) few

朝の情報番組について

 朝の情報番組は、基本的に退屈で、あくびが出てしまう。しかし、よく考えて見れば、朝のニュースは面白くあるべきではないのかもしれない。下手に面白いと、続きが気になって、遅刻する人が出るおそれがある。あまりに深くに立ち入った内容だと、心が乱されて、仕事に手がつかなくなる可能性だってある。多くの人が朝のニュース番組に対して求めているものは、天気予報と、人と話を合わせられる程度の話題と、朝の多忙なタイムキーパーとしての秒刻みの番組構成ぐらいのものだろう。興味深い情報の伝達よりも、決まりきった日常の担保のほうが、朝のニュースにとっては重要なのかもしれない。